ユニクロでのバイト歴が就活に有利ってホント?
ユニクロと他のバイトとでは、何が違うの?
就活面接において、”過去のバイト経験”を聞いてくる面接官は少なくありません。
なぜなら、過去にどんなバイトをしてきたのか?、そのバイト先で学んだことを就業後に活かすことが出来るのか?は、採用合否を判断する重要なポイントとなるからです。
やはり社会人として働く前に、アルバイト経験があるのとないのとでは、面接官に与える印象が大きく変わってきます。
この記事では、就活に有利だと言われている“ユニクロのバイト歴” に着目し、その理由についてお伝えします。
ユニクロでのバイト歴が就活に有利だと言われる5つの理由
就活に有利だと言われている、ユニクロでのバイト経験。
実際にユニクロでのバイト歴があった友人に、「なぜユニクロでバイトをしたのか?」と聞くと、”ユニクロは色々と経験が出来るし、就活に有利って聞いた事があるから”と答えました。
たしかに、「ユニクロでのバイト経験がある」と就活面接で伝えると、採用担当者に好印象を与えられる、と言われています。
ユニクロ以外にも、採用担当者に好印象を与えられるバイト経験として、スタバやマクドナルドも挙げられます。
しかしユニクロで働くと、一般常識はもちろん、気配りや報連相の大切さなど、「他のバイト先では身につけることが出来ない力が身につく」と言われているのです。
つまり、ユニクロは、就活に有利な場所だと世間で認識されているのです。
ただ、「ユニクロでのバイト経験がある」だけでは就活に有利とは言えません。
実際に、アルバイトとしてユニクロで働き、身につけた知識や技術が就活に有利だと言えるのです。
ではどんな場面で、就活に有利な知識や技術が身につくのでしょうか。
それには、以下5つの場面が挙げられます。
- 細かなマニュアルの用意
- 経営者目線で働く
- 考える力が育てられる
- 国際交流が出来る
- 報連相の大切さ
理由1.細かなマニュアルの用意
ユニクロが就活に有利と言われている1つめの理由は、細かなマニュアルの用意されているからです。
ユニクロには、誰が見ても「細かい」と思うくらい、徹底的なマニュアルが用意されています。
そのマニュアルの内容は、「挨拶の仕方」、「正しい日本語(敬語)」、「身だしなみのチェック項目」、「商品の陳列方法」、「接客」、「ヒアリング項目」などが定められています。
マニュアルは日本だけでなく世界共通のものであるため、自分がもし海外のユニクロで働くとなった場合、日本と同じサービスを展開することが可能。
だが、必ずしもマニュアル通りに業務が行くとは限らないため、イレギュラーなことが起こったときには、お客さんの立場になって臨機応変な対応をする力も身に付けておく必要があるでしょう。
また、マニュアルの内容を覚える量が莫大すぎて、入社してすぐに辞めてしまう社員やアルバイトが居ることも現状あります。
しかし、細かなマニュアルだからこそ、内容を全て把握しておくことで、お客さんに対して上質なサービスを提供できることは間違いありません。
理由2.経営者目線で働く
ユニクロが就活に有利と言われている2つめの理由は、経営者目線で働けるからです。
ユニクロは、アルバイトであろうが社員であろうが、関係ありません。
アルバイトであっても、社員と同じ業務を行うことはもちろん、日々の売り上げ目標や成績上位者が報告されます。
他のアパレル店で働くアルバイトより業務内容が増えてしまうデメリットはあるものの、アルバイトと社員が同じ扱いを受けることで、やりがいと責任を強く感じることができ、仕事のモチベーションが上がりやすいです。
その結果、就活面接において、「周りを見て行動できる力が身についた」、「他のスタッフとの連携が出来るようになった」といったことをアピールすることが出来るでしょう。
理由3.考える力が育てられる
ユニクロが就活に有利と言われている3つめの理由は、考える力が育てられるからです。
「理由2.経営者目線で働く」に付随する話ですが、ユニクロでのバイト経験があると、自分で考える力が育てられます。
というのも、経営者目線で働くユニクロにおいて、「今以上に売上をアップさせるためにはどうすれば良いのか」、「次に仕入れる商品はどれだろうか」など、自分で考えなければならない環境だからです。
この環境元でアルバイトをすることで、社会人になっても、自発的に動ける社員になれるでしょう。
理由4.国際交流が出来る
ユニクロが就活に有利と言われている4つめの理由は、国際交流が出来るからです。
ユニクロは日本だけでなく、世界にも展開されています。
そのため、店員さんや客層は、日本人だけでなく外国人も多いです。
つまり、ユニクロと他のアパレル店とで違う部分は、英語での会話や外国人客へのコミュニケーションの取り方。
実際にユニクロでバイト経験がある友人に聞くと、「日常会話レベルだけど、外国人と話せるようになった」と言います。
また、英語だけでなく、中国語や韓国語など多言語を習得できる点も、ユニクロで働く魅力と言えるでしょう。
理由5.報連相の大切さ
ユニクロが就活に有利と言われている5つめの理由は、報連相の大切さを学べるからです。
「報連相の大切さは、どこのアルバイト先でも言えることだ」と思う人が居るかもしれません。
しかしユニクロでは、”どのアルバイト先よりも時間に厳しい場所”と言われており、出社1分1秒の遅れも許されないのだとか。
またアルバイトだろうが、社員と同じレベルの業務を任せられるユニクロでは、「この業務は何分以内で終えられるか」、「進歩状況はどうなのか」を逐一上司に報告しなければいけないそうです。
人によっては「辛い」、「しんどい」と思ってしまい、入社してすぐに辞めてしまう人も居ます。
しかし、アルバイトの段階で”報連相の大切さ”を学んでおくことで、社会人となって働いた場合、その辛い経験がどれだけ有り難いものなのかがよく分かるでしょう。
ユニクロのバイト歴は就活にかなり有利!
数あるバイト先のなかでも、ユニクロのバイト歴があれば、就活にかなり有利です。
ただ、”ユニクロのバイト歴があれば必ず採用される”という意味ではありません。
やはり就活面接において、大切なことは”印象”です。
”自分の良い印象”をどれだけ面接官に伝えられるかが、採用合否に関わってきます。
ほどよい緊張感を持って、面接に挑みましょう。
頑張ってください!