「あがり症で面接中緊張しないか心配。」
「あがり症だと面接に落ちるのでは…。」といったお悩みありませんか?
就職活動や転職活動中に必ずと言って良いほど、登場する『面接試験』。
面接は誰でも緊張するものですが、とくにあがり症がひどいと感じている人の中には、「面接を受けるのが怖い」「うまく質問に答えられるか心配」と言った不安を抱えている人が多いのではないでしょうか。
実際、あがり症のせいでなかなか面接に受からなかったという人もいます。
しかし、人事担当者10人に話を聞いた所、意外にも「あがり症だからと面接で落としたことはない」という回答が9割でした。(10人中9人)
あがり症だからと言って、面接で必ず落とされるということはないんですね!
そこで今回は、あがり症でも面接を突破!面接で緊張しないための5つの方法を紹介します。
あがり症だと面接で落ちる?あがり症が面接で不利な理由
先に記載したように、実際に企業の人事担当者に話を聞くと、10人中9人があがり症だからといって面接で落とすことはないと回答しました。でも、あがり症が原因で面接がうまくいかないと感じる人は多いです。
<あがり症が面接で不利にはたらく理由>
・落ち着きがなく、能力不足な印象に映る。
・うまく喋れずコミュニケーション能力が低い印象になる。
・面接中に頭が真っ白になり、自分をうまくPRできない。 など。
実際、アンケートをした人事担当者10人中1人は、「あがり症だと営業やプレゼン業務に不向きかと不採用にすることが多い」と回答しました。
でも、採用後は、必ずしも人前で話すことが多い仕事を割り振られるわけではないですし、場数を踏めば慣れてくる場合も多いので、合格を出すケースは少なくありません。
あがり症でも、面接で合格を勝ち取ることは十分に可能。
能力があれば、面接を突破することで希望は開けます。そこで次に、面接を乗り切るために試して欲しい5つの方法を紹介します。
あがり症でも面接で緊張しなくなる5つの方法
1. あがり症であることを告白する
あがり症でも面接で緊張しなくなる方法、最初の1つ目は「あがり症であることを告白する」です。
あがり症の人が面接対策をしようとした時、真っ先に考えるのは「どうやって緊張しなくなるか?」「どうやって普通にするか?」だと思います。
でも、何年も前からあがり症だという人が、いきなりあがり症を克服するのは、なかなか難しいです。そこで、まず「面接であがってしまっても、悪い印象にならないよう備えて」欲しいのです。
面接のはじめに、あがり症で緊張している旨を面接官に伝えておきましょう。
例えば、質問にスムーズに答えられなかったり、そわそわした態度になってしまったりした時は、「質問が理解できていないのかな」「落ち着きがない人だな」と面接官に思われてしまうかもしれません。
でも、最初の自己紹介の時などに、あがり症である旨をあらかじめ伝えておけば、「あ、緊張しているんだな」と理解してもらえるので、マイナス印象に直結しづらくなります。
担当する面接官にもよりますが、「緊張するよね」「リラックスして良いよ」など優しい言葉をかけてくれたり、場を和ませてくれたりする人がいて、うまく話せたという就活生・転職希望者もいます。
緊張しちゃダメ!冷静に!と思うほど、追い込まれることが多いです。
まずは、”緊張するのは仕方のないこと”と自分を認めてあげ、緊張してしまった時に備えて布石を打っておきましょう。
2. 面接の練習をくり返す
あがり症でも面接で緊張しなくなる方法、2つ目は「面接の練習をくり返す」です。
練習と本番は違うとは言いますが、何度もシミュレーションを行うことで、想定する質問に対する答えを”体で覚えられるように”なります。面接中頭が真っ白になってしまったものの、何度もくり返し練習していたので、「無意識に答えられた」というケースは少なくありません。
練習を積むほど自信になるので、緊張が和らぐというメリットも。
あがり症の人はぜひ、面接の練習をくり返してみてください。
3. 面接の実践を踏む
あがり症の面接克服方法②と類似しますが、練習するだけでなく「面接の実践を踏む」のも緊張しなくなるために効果的な克服方法です。
あがり症を治すには「場数を踏む」ことが大事です。状況にもよりますが、一生に一度の大舞台や、初めての大舞台よりも、3回目〜6回目の舞台の方が緊張せずに臨めますよね。
第一希望の企業だけを受けたいという人もいるかもしれませんが、あがり症が心配な人は、志望する企業を絞り込みすぎず、面接の実践回数を増やすようにしましょう。
4. 面接の直前まで音楽を聞く
「面接会場に到着するまで、好きな音楽を聞いていく」というのも、あがり症を緩和するのに効果的な方法の1つです。
フィギュアスケートの選手などスポーツ選手が、緊張を和らげて集中するために、”試合直前までヘッドフォンで自分の好きな音楽を聞いている姿”をテレビで見たことがある人は多いかと思います。
「音楽を聴くこと」には、気分や集中力を高めるだけでなく、緊張をほぐす効果があります。
自分がリラックスできる曲・テンションが上がる曲を探してみましょう。
5. リラックスできるアロマやサプリ、ハーブティーを試してみる
あがり症の面接克服方法、さいごの5つ目は「リラックスできるアロマやサプリ、ハーブティーを試してみる」です。
先に紹介した①〜④を試しても、面接で失敗するのでは…という不安がなかなか解消されない時は、”リラックス効果のあるアロマ“をハンカチに含ませたり、小瓶などに入れて持参したりして面接直前に嗅ぐことで、緊張をほぐすのもおすすめです。
>マスクにも使える、リラックス効果のあるアロマスプレー
<リラックス効果のあるアロマ>
・ラベンダー
・イランイラン
・ローズウッド など。
※アロマの場合、妊娠中はNGなど、自分の健康状態によって使えないものもあるので、購入前に説明をよく読んでから購入するのがおすすめです。
また、DHCの『リラックスの素』など、気分転換をサポートしてくれるサプリをおまじない代わりに飲んだり、リラックス効果の高いオレンジ・ピールの入ったハーブティーを飲んで気持ちを落ち着けさせたりするのも良いでしょう。
ぜひ自分なりの緊張緩和方法を探してみてください。
※但し、あがり症を克服したいからと、薬などに依存してしまうのは注意が必要です。害のないサプリやお茶などでも、過度に摂取するのは体によくありません。用法容量は必ず守り、少しでも体に不調を感じた際は、お医者さんに相談するなど早めの対策をとりましょう。
あがり症で面接が苦手でも大丈夫!
このように、あがり症でも面接を克服する方法はたくさんあります。
あまり思いつめすぎず、「できることをやってみよう」「自分に合う方法を探してみよう」「ちょっとでも改善したらうれしいな」という気持ちで試してみてください。
最後になりますが、もし仮に面接で失敗したとしても、人生を大逆転させる方法はいくらでもあります!
あがり症に悩んできた人の中には、人前に出ることは苦手でも、実直な働きぶりを見せて出世した人もいますし、20代は苦しかったけれど、30代になったら、なぜか平気になったという人もいます。
直近の面接結果がどうあれ、人生は終わりではありません。ぜひ希望を捨てないでくださいね。
みなさまの就職活動・転職活動が少しでもうまくいくことを願っています!