就活で必須と言われる『自己分析』。
自己分析をやりたいと思っても「具体的な方法」や「どんなツールが良いか」がわからず、困っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2024年(2025年度版)最新の “就活におすすめの無料で使える自己分析ツール・アプリ13選” をご紹介します!
<この記事がおすすめな人>
・これから就活をはじめる学生。
・内定が欲しい就活生。
・就職活動に興味がある人。
・自己分析に関心がある人。
就活に自己分析が必要な3つの理由
就活ガイダンスでも度々話題になる『自己分析』。「就職活動を始めるならまずは自己分析を〜」などと言われていますが、就活に自己分析が必要なおもな理由は下記の3つです。
就活に自己分析が必要な理由① 適職選びに役立つ
「自分にどんな職業が合うのかわからない…」
「将来の夢・やりたいことが見つからない…」
「○○が好きだから××系に就職。そんな単純な理由で良いのかな…」
自分のことをきちんと把握しているつもりでも、“自分に合う職業を見つける”ことは意外とむずかしいんですよね。
『自己分析』をすれば、客観的に自分の特性や職業に対する向き・不向きを知ることができるので、「就活の方向性」=「仕事選びの軸」を確立する上で非常に役に立ちます。
就活に自己分析が必要な理由② エントリーシートを書く際に役立つ
就活の成功率を分ける大きな要素の1つ『エントリーシート』。エントリーシートでは、「なぜこの職種を選んだのか」「自分の長所や短所はどこか」「学生時代に打ち込んだことは何か」など、たくさんの質問に回答しなくてはなりません。
「自分を客観的に見えているか」、「志望動機が曖昧ではないか」は重要な選考基準となります。
事前に自己分析を行い、自分の特性やキャリアプランなどについて考えておくと、就活を有利に進めることができるのでおすすめです。
就活に自己分析が必要な理由③ 自己PRがうまくできるようになる
自己分析を行い、自分の特性や経験を知ることができると、『自己PR』がうまくできるようになります。
「学生時代に頑張ったことは?」
「最も苦労した出来事は?」
「自分の長所と短所は?」
時間をかけて考えれば思い出せることでも、急に答えるとなると大変です。
その点、『性格診断』や『適職診断』の結果や、過去の経験を年表のようにまとめる『自分史』に基づいて自己分析を行っておくと、スムーズに回答しやすくなります。
エントリーシートや面接で”効果的な自己PR”ができるようになるためにも、できるだけ早く自己分析を行うのがおすすめです。
自己分析を活用すれば就活の成功率がUP!
就活をする上で、自己分析はとっても大事な作業。自己分析をうまく活用すれば、就活の成功率(内定獲得率)UPにつながるので、ぜひ試してみてください。
就活の自己分析におすすめの無料ツール
ここからは、就活の自己分析におすすめの無料ツールを13個紹介します。
① マイナビ『適職診断MATCH plus』
(出典:マイナビ)
マイナビの「適職診断MATCH」の進化版『適職診断MATCH plus』は、就職活動前の低学年のうちから使える適性診断ツールです。
「向いている業界」「向いている職種」「パーソナリティーの特徴」などを細かく分析することができます。
通常の自己分析に加えて、①“就活を始める前に取り組んでおくとよいこと”についてのアドバイスがもらえたり、②1年目、2年目など何回も診断を受けることができ、過去最大3回分の結果から”自身の成長度合いを確認”したりできます。
就活まで時間のゆとりがある人や、就職活動前の低学年の学生にもおすすめです。
② リクナビ『リクナビ診断』
(出典:リクナビ)
5分で本格診断ができる自己分析ツール『リクナビ診断』は、約100問の質問に答えることで、① “向いている仕事のタイプ” と ② “個人としての特徴” を診断してくれる便利ツールです。
よくある日常のシーンにおける行動や考え方の傾向を根拠として、
- なぜその仕事が向いているのか
- 自分の傾向を生かすことができる業種・職種
が例示されるので、「気軽に自己分析をやってみたい」「自分に向いていそうな職種を具体的に知りたい」という就活生におすすめです。
③ リクナビ『グッドポイント診断』
(出典:リクナビ)
約30分で自己分析を行う本格ツール『グッドポイント診断』は、自分の才能や強みを発見するのに役立つ自己分析ツールです。
18種類の強みのうち自分に当てはまる5つを診断。自分の個性をつかむことができます。
診断結果は”8568通り”もあって、自分でも気づいていた強みから、意外な強みまで知ることができるので、仕事選びや自己PRに役立ちます。
④ キャリタス就活『キャリタスQUEST』
(出典:キャリタス就活)
CMでも話題になった、キャリタス就活の『キャリタスQUEST』は、21問のかんたんな質問に答えると、自分の性格や特徴が100種以上のユニークなキャラとして診断されるおもしろい自己分析ツールです。
- 人間力・恋愛力・就活力
- 働き方傾向
- 業界傾向
- 就活苦戦ポイント
など、16項目に渡る“就活のヒント”が得られる仕組みなので、「楽しく自己分析をしたい時」や「通学中など短時間で試したい時」などにおすすめです。
⑤ dodaキャンパス『適性検査GPS』
(出典:dodaキャンパス)
早期インターンや採用選考の特別なオファーが届く就活サービス、dodaキャンパスに登録すると、詳細な自己分析ツールである『適性検査GPS』の診断を受けることができます。
- リーダーシップ
- レジリエンス(困難からの回復力)
- コラボレーション(協同作業)
など、自分のパーソナリティーを客観的に分析することが可能です。
「自分の特性を知りたい時」や「どんな環境で働くと良いかを知りたい時」におすすめです。
⑥ キャリアパーク!就活『自己分析シート』
(出典:キャリアパーク!就活)
36個の質問に答えて診断する自己分析ツール、キャリアパーク!の『自己分析シート』は、自分の強みと弱みを的確に把握するのに役立つ便利ツールです。
かんたんにできるので、
- 効率よく自己分析したい人
- 自分の強み(長所)がよくわからない人
- 自分がどんな仕事に向いているか、ピンとくるものがない人
におすすめです。
⑦ Link-i『BRIDGE-i』
(出典:BRIDGE-i)
過去約33万人が受験。経済産業省と共に作成をした公式な適性検査、『BRIDGE-i』は、WEB上で設問に答えることで、「モチベーションタイプ」と「ポータブルスキル」の2つの観点から自己の特性を診断することができる自己分析サービスです。
診断内容はしっかりしていますが、『無料』で受けることができ、主観的な思い込みではなく、客観的な自己分析・自己理解が可能になるので、”自己PR文” や “エントリーシート” の作成に役立ちます。
⑧ キミスカ『適性検査』
(出典:キミスカ)
登録したプロフィールに興味を持った企業から直接スカウトが届く就職活動サイト、キミスカの『適性検査』は、AIを活用した自己分析ツールです。
- 性格の傾向
- 意欲の傾向
- 思考力の傾向
- ストレス耐性
- 価値観の傾向
- ネガティブ傾向
- 職務適性
- 戦闘力
- 虚偽回答の傾向
などをAIが詳細に分析してくれます。「人物像及び人材活用に関するコメント」もついて来るので、他者視点で自分を客観的に捉えてみたい時におすすめです。
『無料』ですが、1回しか受験できないので注意してください。
⑨ GUPPY新卒『適性診断』
(出典:GUPPY新卒)
医療・介護・福祉関係の仕事を志す学生のための就活サイト、GUPPY新卒(グッピー新卒)の『適性診断』は、約20分でできるお手軽な自己分析ツールです。
結果が届くまで3営業日程時間はかかるのですが、会員登録すれば誰でも無料で受験できて、詳細なレポートが届くので、自分のことを詳しく知りたい人におすすめです。
1枚目は「あなたの性格について」、2枚目は「あなたの現在の状態について」が記載されます。
就活の自己分析におすすめの無料アプリ
さいごに、就活の自己分析におすすめの無料アプリをお伝えします。
⑩ COLOR INSIDE YOURSELF(CIY)
(出典:CIY)
適社レコメンドアプリ、『COLOR INSIDE YOURSELF(CIY/カラーインサイドユアセルフ)』は、質問に回答するだけで、26万通り以上の結果から自分の個性を診断できるサービスです。
特徴的なのは、下記の4点で、気軽に自己分析と就活ができると評判です。
- WEB上の採用情報(1万件以上)から、自分の個性を活かせる仕事を探せる
- 楽しみながら企業探しができるデザイン
- チャットで、募集先の企業とコミュニケーションが取れる
- 書類審査なしで選考に進める企業もある
『無料』『アカウント登録なし』で使えるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
⑪ OfferBox『AnalyzeU+』
(出典:OfferBox)
大学生協もおすすめする、就職活動応援アプリ OfferBox『AnalyzeU+』は、25項目の診断結果で自分を分析できる便利ツールです。
は、質問に回答するだけで、26万通り以上の結果から自分の個性を診断できるサービスです。
特徴的なのは、下記の4点で、気軽に自己分析と就活ができると評判です。
社会⼈基礎⼒ | 次世代リーダー⼒ |
---|---|
1. 前に踏み出す力 2. 考え抜く力 3. チームで働く力 | 1.やり続ける力 2. 周囲を牽引する力 3. ⾼め合う⼒ |
これらの項目で、経済産業省が推奨する「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」を客観的に測ることができるので、① “就職活動の方向性を決める時” や ② “自己PR文やエントリーシートの内容を考える時” に参考になります。
⑫ エニアグラム『精密性格診断テスト16TEST』
9個の点を持った円周と、それらの点をつなぐ線から成り立つ幾何学図形「エニアグラム」をシンボルとする性格判断『エニアグラム診断』を活用したアプリも、自己分析におすすめです。
たとえば、93%が当たると高評価した性格分析アプリ『精密性格診断テスト16TEST』は、92個の設問に答えると、
- 動物タイプ(16種類)
- 性格診断(4つのグラフと1つのチャート)
- 基本的な性格傾向
- 8つの性格指標
- 恋愛、仕事・適職、相性診断、似ている有名人・キャラ
の項目から性格を解析してくれます。
「診断結果をシェアする」を押すと、友達や家族に診断結果をかんたんにシェアすることができるので、診断結果に対する意見が聞きやすいのも良い点です。
ぜひApp Store や GooglePlayStore で「エニアグラム診断」と検索してみてください。
⑬ Lognavi『適正テスト』
(出典:Lognavi)
日本初の動画就活アプリとしてリリースされた『Lognabvi(ログナビ)』。
内蔵されている「適正テスト」で、自分のキャリアタイプなどを分析することができます。
知的テストと性格テストに分かれていて、合わせた結果をもとに、企業からのオファーを受けることも可能です。
いろいろ試してみて迷ったら、登録してみても良いでしょう。
自己分析を活用して就活を成功させよう!
今回は、2021年最新の “就活におすすめの無料で使える自己分析ツール・アプリ13選” をご紹介しました。
自己分析を活用すれば、就活の成功率(内定獲得率)UPにつながります。
ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
みなさまの就活がうまくいくことを願っています!