自分に向いている仕事がわからない。
どんな仕事・職種なら楽しく続けられる?どんな職場が自分には合ってる?
そんな疑問はありませんか?
これから初めて就活をするという人も、転職を考えている人も、”自分に向いている仕事がわからない” ときがありますよね。
「何社か経験すれば自分の適職がわかるのでは」と思うかもしれませんが、意外と自分自身のことを的確に把握するのはむずかしく、自分の適職を理解できる人は少ないです。
10代・20代だけでなく、30代・40代・50代…と、いろんな職場・仕事を経験するうちに、”自分に向いている仕事がわからなってくること” も少なくありません。
そこで今回は、自分に向いている仕事がわからないときに試すと良い、適職を見つける7つの方法をお伝えします。
1.「適職診断ツール」で客観的に分析する
自分に向いてる仕事がわからない時に試すと良い、適職を見つける方法の1つ目は、”適職診断ツールを使って客観的に分析する” です。
“適職診断ツール” は、自分に向いている仕事を探す上で、いちばん簡単ですぐできる方法です。
自分の頭の中で「向いている仕事は何か?」を考えると、どうしても過去の経験や思い込みによるバイアスがかかってしまいます。
本当は『営業』に適性があるのに、「私は人見知りだから…」「営業部の人たちと、だいぶキャラクターが違う気がする…」などの先入観が邪魔をして、職業の選択肢から除外してしまうことも少なくありません。
自分に向いている仕事を見つける上で、客観的な指標を持つことは大切です。
最近は、無料・アカウント登録なしで試せる適職診断ツールもあるので、試してみましょう。
できれば、1つだけでなく、複数の診断ツールを試す方が、傾向が見えやすくなるので、おすすめです。
2.「自己分析シート」を作る
(出典:厚生労働省)
自分に向いてる仕事がわからない時に試すと良い、適職を見つける方法の2つ目は、”自己分析シート・ノートを作る” です。
『自己分析シート』は、就活の必須ツールにもなっているので、作成した経験がある人もいるかもしれないですが、就職して半年〜1年以上経つと、過去に作成したシート内容と全く違う内容になる人が多いです。
実際に働いてみて気づくこと、職場を2〜3ヶ所経験するうちに判明すること…などが多いんですね。
同様に、就活中でも就活初期に書いた内容と、何社か面接を受けたあとに書く内容が変わってくることは少なくありません。
頭ではわかっているつもりでも、改めて紙に書き出すことで気づくことがあります。
無料でダウンロードできる自己分析シートのテンプレートもたくさんあるので、ぜひ書き出してみましょう。
3. 職種を調べ、やりたい「10個」をピックアップ
(出典:「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」厚生労働省)
自分に向いてる仕事がわからない時に試すと良い、適職を見つける方法の3つ目は、”職種を調べ、やりたい10個をピックアップする” です。
自分に向いている仕事がわからない原因の1つとして、”仕事・職種の選択肢を知らない“、ということが考えられます。
“どんな仕事があるのか” がわからなければ、自分に向いている仕事の候補も考えられないですよね。
世の中には本当に多くの仕事があるので、選択肢を知ることも大切です。
職業検索サイトなどを使って、自分の興味のある分野や好きなこと、住んでいる地域などから、どんな職種の選択肢があるかをチェックし、“やってみても良いかなと思う仕事” を10個ピックアップしてみましょう。
ピックアップしたものを分析することで、「身体を動かす方が好きなんだ」「クリエイティブ性があることがキーワードなのかも…」など、自分がやりたいと思っている仕事の傾向が見えてくることもあるので、試してみてください。
4.「バイト•副業•ボランティア」をはじめる
自分に向いてる仕事がわからない時に試すと良い、適職を見つける方法の4つ目は、”バイト・副業・ボランティアをはじめてみる” です。
自分に向いている仕事を探す上で、答えが見つかるいちばん確実な方法は “いろんな職種・職場で働いてみる” です。
実際に働いてみることで、「向いてると思っていたけれど、向いていなかった」「苦手だと思っていたけれど、意外と慣れたら楽しい」など、思い込みではない、経験に基づく傾向・気づきが得られます。
でも、頻繁に転職をくり返すわけにいかない人も多いですよね。
そんなときに試してほしいのが、バイト・副業・ボランティアです。
副業OKの仕事や就活生であれば、”バイト・副業(学生ならインターンもOK)” を。副業NGの会社であれば、”ボランティア” をしてみることで、仕事や職場環境の向き不向きがクリアになります。
とくに、”大企業からスタートアップへの転職を考えている人” や、”その逆の人” などは、職種自体は向いていたとしても、会社の規模感が変わることで、職場環境・業務内容が大きく変動し、「転職しなければよかった」と後悔するケースが増えます。
できれば転職前に、副業やボランティアなどの活動を通じて、”どのような規模感の会社で働くことが自分に向いているか” をよく考えておくようにしましょう。
5. 身近な第三者「2人以上」に意見を聞く
自分に向いてる仕事がわからない時に試すと良い、適職を見つける方法の5つ目は、”身近な第三者に意見を聞いてみる” です。
「人のことはわかるのに、自分のことになるとわからない…」という経験はありませんか?
人間は皆、”自分のことを客観的に見ることが苦手” で、自分のことになるとつい “理論より感情が強く影響してしまう” ことが少なくありません。
「他者の意見を聞いてみる」ことで、自分に向いている仕事を見つけるヒントになることがあります。
一緒に働いている同僚や上司、後輩、友人や家族など、近くで自分を見てきてくれた人、少なくとも2人以上に「どんな仕事が向いていると思うか?」を聞いてみると良いでしょう。
「たしかに…!」と感じる気づきを得られるかもしれません。
※ なお、1人だけに聞くと、その人の意見に左右されすぎてしまうので、必ず2人以上に聞いてみましょう。
できれば、友人1人、家族1人、職場の人1人、趣味の場で会う人1人…など、違うコミュニティで出会っている人に聞いた方が、意見が偏らずに済むのでおすすめです。
6. 関係性の薄い第三者「2人以上」に意見を聞く
自分に向いてる仕事がわからない時に試すと良い、適職を見つける方法の6つ目は、”関係性の薄い第三者に意見を聞いてみる” です。
先に、”身近な第三者2人以上に意見を聞いてみる” のが良いという話をしましたが、身近な人にだけ意見を聞くと、現在の状況や「この人はこういう人」という固定観念をもとにした意見しか聞くことができず、新たな可能性には気づきづらいというデメリットがあります。
他者の意見を聞く時は、初対面の人や、たまに趣味の場で顔を合わせる程度の人など、 “関係性が濃くない人” にも「どんな仕事に就くか迷ってて…」と意見を聞いてみましょう。
「声が良いから、配信系の仕事はどうですか?」
「雰囲気が柔らかいから、接客系も向いてそうですけどね」
など、思いもよらない可能性に気づくチャンスがあります。
7. 「キャリアプランナー」に相談する
自分に向いてる仕事がわからない時に試すと良い、適職を見つける方法、さいごの7つ目は、”キャリアプランナー・キャリアコンサルタントに相談する” です。
仕事やキャリアの道で悩んだら、その道のプロに相談するのも効果的な解決策の1つです。
キャリアプランナー(コンサルタント)の人たちは、仕事で何百・何千人という人の就活・転職の相談を受けてきているので、「この人にはこういう仕事・職場の方が向いていそう」という当たりを付けてくれることもあります。
自分の市場価値や、強み・弱みを客観的に知れる良いチャンスにもなるので、一度、キャリアプランのプロに相談してみるのも良いでしょう。
なお、キャリアプランナーへの相談料の相場は、1時間5,000円~1万5,000円程度と言われていますが、オンライン講師サービスの『ストアカ』であれば、1時間1,000円〜で相談に乗ってくれる講師もいるので、気軽に試したいときにおすすめです。
また、就活・転職系のエージェントに登録すれば、無料でキャリア相談に乗ってもらうことも可能なので、”お金をかけずに相談したい人” は、チェックしてみてください。
↓ 就活中の人におすすめ ↓
↓ 20代以上の転職希望者におすすめ ↓
↓ 異業種への転職や同業種内での転職を検討している人におすすめ ↓
自分に向いている仕事を知って、より充実した人生を!
自分に向いている仕事を理解するのは意外とむずかしいです。
でも、自己分析をしたり、他者の意見を聞いたり、いつもと違う世界に足を伸ばしてみることで、段々と向き不向きがわかってきます。
自分の適職について、しっかり時間をとって考えてみることで、5年後、10年後に後悔せずに済むので、面倒と思わず、できることから試してみてください。