転職しない方が良いケースってある?転職しない方が良い場合はどんなとき?
そんなお悩みありませんか?
転職しようか迷った時、ふと「転職してはダメなケースがあるのでは…」と不安になることってありますよね。
転職に気持ちが傾いていても、「転職したあとで後悔してしまうのでは…」と、頭の中で不安が巡る人も少なくないと思います。
そこで今回は、転職しないほうがいい可能性がある7つのケースについてお伝えします。
絶対転職しない方がよい場合ってある?
そもそも、「絶対、転職をしない方が良い場合ってあるの?」と疑問に思うと思います。
結論から言うと、”絶対、転職しない方が良いというケースはありません“。
転職に至るまでの理由や流れ、タイミングは人それぞれです。
同じような理由で転職したとしても、転職後の仕事がうまくいく人もいれば、「失敗だったな…」と感じる人もいて、人生が十人十色のように、転職の成功・失敗は、”自分次第” の部分も大きいです。
これから、転職に失敗や後悔をしやすいケースを7つ紹介するのですが、下記の7つに該当したから転職をあきらめなくてはいけないというわけではないので安心してください。
じつは意外と、「転職するか相談したら、30人中30人に転職をやめた方が良い」と言われた人が、転職に成功して幸せに暮らしていたりするケースは少なくなく、“自分の直感” に従った方が良い場合もあります。
下記のケースに当てはまったら、「ちょっと、立ち止まって考えてみよう」くらいに、気軽に捉えてくださいね。
転職しない方がよい可能性がある7つのケース
では、具体的に、”転職しない方がよい可能性がある7つのケース” について紹介します。
1. 収入の減少が「ストレスになる可能性がある」時
転職しない方がよい可能性がある7つのケースの1つ目は、”収入の減少がストレスになる可能性があるとき” です。
転職をした直後に転職を後悔する理由で、いちばん多い理由の1つが「収入が下がった」「生活が厳しくなった」といった、”金銭面での変化” です。
転職を検討しているときは、「収入が下がってでも、違う仕事にチャレンジしたい」と思うのですが、いざ、収入が減ると、預金通帳を見て「将来は大丈夫だろうか…」と不安になる人は少なくありません。
とくに、”好条件・高待遇で働いていた人” は、家賃の低い家に引っ越したり、週4で行っていたジムを週2にしたり、子どものために配偶者に働きに出てもらったり…と、生活スタイルを大きく変えなくてはならなくなり、ストレスを抱えがちです。
転職後、新しい仕事がやりがいのあるものであれば良いのですが、もし、生活水準を下げることで相当なストレスを受ける可能性がある場合は、よくよく検討した上で、転職を決めるようにしましょう。
2. 次の仕事への熱意が「ゼロ」の時
転職しない方がよい可能性がある7つのケースの2つ目は、”次の仕事への熱意がゼロのとき” です。
「今の仕事がつらすぎて辞めたい…」というときに多いのですが、“次の仕事への熱意・やる気が全然湧いてこない” という時の転職は、注意が必要です。
新しい仕事をはじめるには、エネルギーが要ります。
エネルギーがゼロ、もしくは、マイナスな状態で転職してしまうと、新しい職場でもうまくいかないことがあるので、パワーの充電や気分転換が必要です。
現在のストレスが大きな負荷となっているケースが多く、新しい職場でがんばれないことが引き金となり、働けなくなったり、引きこもってしまう結果になるリスクもあるので、慎重に自分自身の心と身体の健康状態を見極めましょう。
少しでも興味を持てたり、少しでも「やってみようかな」と思える仕事に出会うまでは、今の職場のまま小休止した方が良いケースもあるので、キャリアアドバイザー・カウンセラーなどの専門家に相談しながら転職先を探すのもおすすめです。
3. 今の仕事への「未練が断ち切れない」時
“今の仕事への未練が断ち切れなさそうなとき” も、注意が必要です。
転職後、「あの頃は良かった…」「前の職場ではこうだったのに…」と、後悔することが多くなってしまうことがあります。
「このまま転職したとき、未練に思うことはないか?」
「本当に引っかかることはないか?」
一度、自問自答してみましょう。
仮に未練が全くなかったとしても、あらためて自分へ問いかることで、完全に心置きなく次の仕事に切り替えられるようになるので、おすすめです。
4. 転職の理由・目的が「なんとなく」の時
転職しない方がよい可能性がある7つのケースの4つ目は、”転職の理由・目的がなんとなくのとき” です。
このケースが、いちばん危険と言っても過言ではありません。
「転職した先輩・友達・後輩がうまくいっているので、自分も…」「今の職場で3年経ったし、そろそろ…」などという時に多いのですが、転職したい理由があるわけでもなく、なんとなくで転職してしまうと、新しい職場・仕事でうまくいかなかったときに、踏ん張りがきかず、ただただ後悔が募るので、注意が必要です。
「なぜ転職したいのか?」
「転職先でどんな仕事がしたいのか?」
という問いに、明確な答えが出てこないときは、仮に好条件でのお誘いが来たとしても、一旦、自分自身のキャリアプランについて考える時間を作ると良いでしょう。
もちろん、最終的に、「なんとなく」でも直感に従って転職し、結果オーライだったという人もいるので、100%転職したらダメというわけではありません。
転職後の人生を実のあるものにするためにも、1日で良いので考える時間をとるのがおすすめです。
5. 運気が「極端に悪い」時
転職しない方がよい可能性がある7つのケースの5つ目は、”運気が極端に悪いとき” です。
少しスピリチュアル的な考えになるので、縁起などを信じる人だけ参考にしてもらえたらと思うのですが、「最近、何をやってもうまくいかない…」といった、運気の流れが悪いときは、思考がマイナスに動きがちなので、動かない方がよい可能性もあります。
私は運気の流れなど気にせず、直感で転職を重ねてきたタイプなのですが、占星術にくわしい人からすると、”転職するならこの時期が良い” という統計学的な算出方法があるそうです。
転職時期を迷っている人は、一度、占ってみてもらうのも良いかもしれません。
ただ、100%未来を予測できるわけでないですし、占星術上の結果が悪かったとしても「転職したい」と思ったら転職して良いのでは…と個人的には思います。
6.「一時的な感情」で動いている時
“一時的な感情で動いているなと感じるとき” も、「なんで、あの時会社を辞めるって言ってしまったんだろう…」と、あとで後悔する可能性があるので、注意が必要です。
転職はタイミングなので、見切り発車で「辞める」と宣言したことが良い転機になることもあり、感情で動くことが必ずしも悪いわけではありません。
ただ、自分が納得いかないまま転職するほど「転職が失敗だった」と感じることが増えるので、冷静に考えることを心がけましょう。
7.「自己分析」が不十分な時
転職しない方がよい可能性がある7つのケース、さいごの7つ目は、”自己分析・自己理解が不十分なとき” です。
自分の性格や能力、適職、合う職場と合わない職場、合う上司と合わない上司…など、“自分が活躍できる仕事・職場” を把握できないまま転職に踏み出すと、もう1回すぐに転職し直さないといけなくなる可能性があるので、注意が必要です。
転職は、自分自身のことを見つめ直せる、貴重なチャンスです。
深く考えないまま転職するのではなく、一度、頭の中で考えていることを紙に書き出したり、第三者に話したりして “アウトプット” することで、転職の成功確率が上がりやすくなります。
ぜひ一度、しっかり自分について考えてみてください。
後悔しないために、自分にあった転職をしよう!
これまで見てきたように、転職に “絶対” はありません。
1人1人の人生があり、いろんなやり方があって、自分次第で途中からでも良くも悪くも変えられるので、”絶対成功する” ということもなければ、”絶対失敗する” ということもないです。
もし、上記の “転職しない方がよい可能性がある7つのケース” に該当したとしても、自分が「転職したい」と思う気持ちが強ければ、転職して問題ありません。
自分自身の直感・考えに従いましょう。
ただ1点言えることは、転職するか迷ったら、何も考えずに進むより、“1日” でも考える時間をとってみることが大事だということです。
人生の貴重な転機の1つなので、”良い転機” にできるよう、自分の人生を見つめ直し、今後のキャリアプランも考えてみましょう。