Twitter(X)に代わるSNSアプリの筆頭株と話題の『Threads(スレッズ)』。
インスタグラムやFacebookを運営するMeta社が開発したとあって、リリース以降、わずか5日でユーザー数が1億人を突破するなど話題を集めました。
でも、最近は、アクティブユーザーの激減が噂されています。
CNNの報道によると、デイリーのアクティブユーザー数が、2023年7月5日のリリースから2日後には4,900万人いたのに対し、8月1日には、960万人までに激減したとのこと。
「本当にThreadsアカウントを作った方が良いのか?」
「ほかのSNSをやったほうが良いかもしれない…」
などど、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Threadsについて知りたい人のために、Threads(スレッズ)のメリット・デメリットをまとめました。
Threads(スレッズ)の6つのメリットとは?
(出典:App Sotre公式 Threads DLページ)
リリースから一気に人気になった『Threads(スレッズ)』。
急速に利用ユーザーを増やしたのは、下記のようなメリットがあるからです。
1.「テキスト」での投稿・コミュニケーションがしやすい
Threads(スレッズ)のメリットとして、やはり、”テキストでの投稿・コミュニケーションがしやすい” 点があげられます。
「テキスト特化型SNS」としてリリースされたこともあり、文字数制限もほかのSNSよりゆるく、1投稿あたり “500文字まで” の長文投稿が可能で、長文の投稿が見てもらいやすくなっています。(※詳細は下記記事を参考)
同じくテキストに特化したSNSである『Twitter(X)』が、イーロン・マスク氏の買収以降、何かと仕様変更などが騒がしいので、Twitterから乗り換え先を考えている人にとって、ありがたいSNSだと言えます。
2.「画像・動画」もきれいに投稿できる
Threads(スレッズ)のメリットとして、”画像・動画がきれいに投稿できる” 点も欠かせません。
Threadsは、インスタグラムを運用するMeta社が提供していることもあり、テキスト特化型アプリながら、画像や動画もきれいに投稿できます。
投稿できる画像数も “10枚まで” と多く、動画も “最長5分まで” 投稿できるので、自分や商品をアピールしたい人にもおすすめです。
<ThreadsとTwitter(X)の比較表>
Threads(スレッズ) | Twitter(ツイッター/X) | |
投稿できる文字数 | 最大500文字 | 140文字(無料) (※有料サブスクリプションの場合:最大1万文字まで) |
投稿できる画像数 | 10枚まで | 4枚まで |
投稿できる動画の長さ | 5分まで | 2分20秒まで (※有料サブスクリプションの場合:120分まで) |
3.「無料」で利用可
Threads(スレッズ)のメリットとして、当たり前のように思うかもしれませんが、”無料で利用できる” のはうれしいポイントです。
4.「操作」が簡単
また、メニューの配置や投稿方法など、基本の操作がインスタグラムやTwitter(X)に似ているので、”操作が簡単で、だれでも使いやすい” 点もメリットです。
5.「広告」が煩わしくない(※現時点では「広告なし」)
なお、今後のアップデートで変わるかもしれないですが、現状はまだ広告表示がなく、”広告が煩わしくない” 点もメリットの1つだと言えるでしょう。
インスタグラムやFacebook、Twitter、TikTokなど、SNSを見ていると『広告』が表示されることが多いので、「広告が少ないほうが良いのに…」と感じている人にとって、現状のThreads(スレッズ)は、ストレス少なく利用できるでしょう。
6.「新しいSNS」なので反響を得やすい
また、Threads(スレッズ)は、ほかのSNSに比べ、まだリリースされてから日が浅く、フォロワー数格差が少ないので、”少ないフォロワーから運用をはじめる人にとって、反響を得やすいSNSである” 点は、大きなメリットの1つです。
SNSが育っていけば育っていくほど、後発で運用を開始したとき、反響を得られるようになるためのハードルが高くなるケースがあります。
競合が多い商品・サービスの集客をしたいときなどは、Threadsがまだ参入の余地のある “穴場” として活用できる可能性があるので、積極的に試してみると良いでしょう。
Threads(スレッズ)の3つのデメリットとは?
このように、Threads(スレッズ)はメリットの多いSNSですが、デメリットもあるので、注意しましょう。
1.「インスタグラム」との連携が必須
Threads(スレッズ)のデメリットとして、アカウント作成に “インスタグラムアカウントの連携が必須” という点があげられます。
Instagramアカウントを持っていない人にとっては、「Threadsをはじめたければ、インスタも開設しなくてはならない」ので、手間です。
また、サブ垢・裏アカなど、“複数アカウント” を運用したり、身バレしないように “見る専アカウント” を作りたい人にとっては不便です。
2. アカウント削除時「インスタも削除」しなくてはならない
また、Threadsアカウントを削除しようとすると、現状、”インスタグラムアカウントも削除しなくてはならない” 点もデメリットです。
上記を知らず、アカウントを作ってしまった人が多く、問題になりました。
Threadsアカウントを削除せず、非表示(一時利用解除)にするなどの対策もあり、Meta社の開発担当者が、「Threadsのアカウントだけを個別に削除する方法を検討する」と行っているので、今後のアップデートで、Threads単独削除が可能になるのではと予測されていますが、現状においてはデメリットの1つです。
3.「アクティブユーザー」が意外と少ない
Threadsのデメリットとして、冒頭でも述べたように、”アクティブユーザーが減ってきている” 点は要検討ポイントです。
SNSで投稿を楽しむだけであれば問題ないのですが、SNSを使って集客・販促をしたい場合は、現状、インスタグラムやTwitter(X)など、ほかのSNSの方が反響を得られるケースがあります。
SNS集客は “媒体との相性が大事” です。
投稿内容・ターゲットとするユーザー・競合の有無によっては、アクティブユーザー数がまだ少ないThreadsの方が反響を得やすいケースもあるのですが、”母数が少ない” ことは気をつけておきましょう。
Threadsのメリット・デメリットを抑えて、効果的に運用しよう
いま注目の新SNS『Threads(スレッズ)』。メリット・デメリットそれぞれあるので、ポイントを抑えて、快適・効果的に運用をしていきましょう。
ただ、Threadsは、いま毎週のように、アップデートで新機能がどんどん追加されている進化中の新SNSです。
デメリットには注意しつつ、気になったらまずは “やってみる” “さわってみる” のが良いのではないでしょうか。
なお、Threadsについてもっと詳しく知りたい人は、ほかの記事でもThreadsについて紹介しているので、参考にしてみてくださいね。