就活で失敗してしまったらどうしよう。
がんばったのに、内定ゼロだった…。就活失敗して人生終わり…。
などと落ち込んでいませんか?
就活がうまくいかないと、「自分は誰からも必要とされていないんじゃないか」「なんであの子ばっかり内定もらえるんだろう」など気落ちしたり、妬みや怒り、悲しみと言った、”負の感情”に襲われたりしますよね。
なかなか内定がもらえない人の中には、「自分の人生はもうダメだ…」とあきらめてしまっている人もいるかもしれません。
いま『就活失敗』に悩んでいるすべての人に言います。
就活で失敗したって、大丈夫です!!!
たとえ内定がゼロでも、人生巻き返す方法なんて、いくらでもあります!
今回は、就活で失敗しても大丈夫な”5つの理由”と”内定ゼロから巻き返す方法”をお伝えしたいと思います。
<この記事がおすすめな人>
・就活で失敗してしまった人。
・内定ゼロから巻き返したい就活生。
・希望の会社に入れなかった人。
・就活での失敗を後悔している人。
・就活がうまくいくか不安な人。
就活で失敗は珍しい?売り手市場って本当?
「就活で失敗したのは、自分に能力が無いから」
「自分は社会から必要とされない人間なんだ…」などと捉えていませんか?
ハッキリ言います。そんな風に落ち込む必要は1ミリもありません!
倍率の高い企業や、人気の業種を受けていれば、なかなか内定がもらえないことはよくある話ですし、毎年1人でたくさんの企業から内定をもらう人がいる一方で、「1社も内定が貰えなかった…」という人も毎年一定数います。
就活に苦戦しているのは、自分だけではない。
たとえ周りに就活に苦戦している友だちがいなかったとしても、全国には自分と同様に苦しんでいる就活生は必ずいます。「自分だけが苦しいわけではない…」ことを、認識しましょう。
就活で失敗する7つの理由
就活で成功する時に理由があるように、就活で失敗するのにも理由があります。
就活で失敗した理由を分析して次につなげれば、良い方向に人生をシフトすることが可能ですし、就活以外の道を進むことも可能です。
人生、何回でも再チャレンジできます。
今後の巻き返しのためにも、”就活で失敗してしまう理由・原因“を確認してみましょう。
<就活で失敗してしまう原因>
①『就活対策』が不足していた。
②『本番(試験・面接)』に弱かった。
③『就活突破の正しい情報』を得れていなかった。
④『受ける企業や業界』を絞り込みすぎた。
⑤『就活を始める時期』が遅かった。
⑥『就職したい』という気持ちがそもそも薄かった。迷いがあった。
⑦『運』が味方してくれなかった。
就活失敗の原因① 『就活対策』の不足。
就活に失敗してしまった…という学生さんの中で、いちばん多い原因が「就活対策の不足」です。どんなに魅力的な人でも、エントリーシートや、10分〜20分という面接時間の中で自分を適切にアピールすることは容易ではありません。
『就活必勝法ガイド』『就活対策セミナー』など、就活に関する教材・講座・セミナーがたくさんあるように、就活には就活ならではの合格メソッドがあります。“企業研究” や “自己分析” が不十分だと、落ちる確率が高まるので注意が必要です。
“きちんと就活対策をしてきた人” と、”試験対策が不十分だった人” とでは合格率が大きく異なります。
「就活対策が十分できていたか?」あらためて見直してみましょう。
就活失敗の原因② 『本番(試験・面接)』に弱かった。
筆記試験や面接試験本番で緊張してしまって、本来の実力を出せなかった…というケースも、就活でよくある失敗理由の1つです。
大事な試験ほど緊張してしまうという人も多いはず。本番であがらないために、場数を踏むことも大切です。
“模擬試験” や “模擬面接” の機会を重ねることで、緊張が軽減されることもあります。「どのようにしたら本番で緊張しないか?」を分析し、適切な対策を行えば改善が可能です。
就活失敗の原因③ 『就活突破の正しい情報』を得れていなかった。
就活で失敗してしまう原因として、『就活突破の正しい情報』を得れていなかったパターンもあります。
たとえば、ネット上に「○○株式会社の面接は英語関連のアピールをしておけばOK」という口コミを見つけて、英語が得意とアピールした結果、その会社が2年前から国内向けの事業に本腰を移していて、採用されなかった…など、間違った情報を信じてしまい、失敗するケースもあります。
気軽にインターネットやSNSで企業に関する情報を集められるようになった分、就活に関する情報が「最新のものであるか?」「正しい情報であるか?」を見極めることが必要です。
就活失敗の原因④ 『受ける業界や企業』を絞り込みすぎた。
就活でなかなか内定がもらえない…という人に多いのが、『受ける業界や企業』を絞り込みすぎているというケースです。
将来やりたいことや働きたい企業が明確な場合、“本命の業界・企業以外は受けないと決めている人” もいるでしょう。闇雲にいろんな業界・企業を受けることは、時間や体力の消耗に繋がり、推奨できませんが、はじめから受ける業界・企業を絞り込みすぎていると、「1社も内定がもらえない…」という事態になる確率も高まります。
「これを逃すと後がない」というプレッシャーによって、本命企業の試験で失敗してしまうケースもあるので、受ける業界・企業は絞り込みすぎないようにするのがおすすめです。
就活失敗の原因⑤ 『就活を始める時期』が遅かった。
就活で失敗してしまう原因として、『就活を始める時期』が遅かったというケースも多々もあります。
就活をはじめる時期が遅いと、自分の興味のある企業が “インターン” や “説明会”、”エントリー” を締め切っていたり、早い段階で準備を進めた就活生に遅れをとってしまったり…と不利になります。本来実力がある人でも、合格につながらなかったというケースは少なくありません。
大学3年生の早い段階から、インターンを検討したり、自己分析・業界研究などを進めておけるとベストです。遅れをとってしまった…と感じる人は、今からでもできることを着実に進めて巻き返しましょう。
就活失敗の原因⑥ 『就職したい』という気持ちがそもそも薄かった。迷いがあった。
「就活失敗=スキル不足」と捉えがちですが、じつは意外と重視されているのが『入社意欲』です。企業としては、ある程度のコストをかけて新人を育成するので、”できるだけ辞めそうにない人” や “やる気のある人” を採用しやすい傾向にあります。
どんなに取り繕っても、就職すること自体に迷いがあったり、親から言われて仕方なく就活をしていたりという状況だと、”入社意欲が薄い人” という印象を与えてしまい、不採用になる確率が高まります。
就職に対する意欲が湧かない時は、闇雲にエントリーを続けるのではなく、一旦立ち止まることも大切です。「どんな仕事であれば興味があるのか?」など自分の心の声に耳を傾けてみましょう。
同じように就職意欲が湧かなかった先輩の話を聞きに行き、働くことについて再度検討してみるのもおすすめです。
就活失敗の原因⑦ 『運』が味方してくれなかった。
就活失敗のおもな原因を6つ見てきましたが、その失敗原因のどれにも当てはまらないのに内定がもらえない…という人もいるかもしれません。”就活は戦と同じ” という人もいるように、実力以外に『運』が影響するケースもあります。
たとえば、私の同級生でなかなか内定がもらえず悩んでいた子が、卒業2ヶ月前にバイト先の常連の方から「ちょうど辞める人がいるから…」と就職先を斡旋してもらい、当初の想定よりも良い条件で就職できたということがありました。
内定が出ないと焦りますが、あとから振り返ると、「就職しない方が良い企業だった」という可能性もあります。
あまり深く悩まず、できることを粛々と進め、挽回方法を検討してみましょう。
なお、運気アップや気持ちを落ち着かせるという点で、『神社巡り』もおすすめです。気分転換に、近所にある就活ご利益のある神社に足を運んでみるのも良いと思います。
就活失敗しても大丈夫な5つの理由
なお、就活失敗の原因を分析し、適切な対策をしていくことは重要ですが、就活に失敗しても、人生が終わり…ということはありません。
「内定ゼロ」からでも人生を巻き返す方法はいくらでもあるので、安心してください。
<就活失敗しても大丈夫な5つの理由>
①「内定がでない=価値がない」ということではないから。
②「仕事について考え直す」ことで道が開けるから。
③「既卒・第二新卒」という道もあるから。
④「留学・進学・資格取得」という選択肢もあるから。
⑤「中途採用から成り上がる」道もあるから。
就活失敗しても大丈夫な理由①「内定がでない=価値がない」ということではないから。
就活失敗しても大丈夫な理由の1つ目として、「内定がでない=価値がない」ということではないという点があげられます。
内定がなかなか取れないと、「人として価値がないのでは?」「誰からも必要とされていない気がする」と落ち込みます。でも実際はというと、内定がゼロだった人でも、素敵な人はいっぱいいます。また、ちがう業界や企業を受けたら「非常にスキルが高い」「ぜひうちの会社に」と高評価を受けたというケースも少なくありません。
「内定がでない」=人として「価値がない」わけじゃない。
自分が輝ける場所を探せばOK!
就活に失敗しても成功している人はたくさんいるので、落ち込まず、そんな先輩方の人生を参考に前に進みましょう!
就活失敗しても大丈夫な理由②「仕事について考え直す」ことで道が開けるから。
就活失敗しても大丈夫な理由の2つ目は、「仕事について考え直す」ことで道が開けるからという点があげられます。
“ピンチはチャンス” です。就活に失敗したことをきっかけに、語学など自分の武器になるようなスキルを磨いたり、自分を生かせる職業について深く考えたりすることで、新たな道が開ける可能性があります。
内定ゼロだった先輩の中には、手に職をつけようと一念発起してWebデザインを学び、フリーランスで活躍している人。
1年間語学を極めてTOEICのスコアを200点伸ばして、希望していた海外事業部のある会社に就職を決めた人など、就活失敗を成長のきっかけにしてより良い人生を歩んでいる人がたくさんいます。
もし、内定をもらうことを優先して、自分の希望と全く合わない、条件もよくない会社に就職したとします。卒業までの期間は安心して過ごせるかもしれないですが、いざ働き始めた時、「あれ?こんなんじゃなかった…」と3日で退職するケースも少なくありません。
就活に失敗しても大丈夫。 落ち込まず、次につながる一手を考えましょう!
就活失敗しても大丈夫な理由③「既卒・第二新卒」という道もあるから。
多くの企業は「既卒・第二新卒」の採用も認めています。新卒時に就活がうまくいかなかったとしても、1年かけて対策を行うことで、採用試験を突破することは可能です。
既卒になっても3年以内であれば新卒枠で入社できるので、安心してください。
就活失敗しても大丈夫な理由④「留学・進学・資格取得」という選択肢もあるから。
金銭的にある程度余裕があれば、「留学・進学・資格取得」という道もあります。留学・進学・資格取得を経て、レベルアップした自分でもう一度就活にチャレンジすることも十分可能です。
就活中は「人生のゴール」=「就職」と捉えがちですが、就職した後の人生の方が長いです。
自分が30歳・40歳・50歳になった時、就活に失敗したからと留学(進学・資格取得)した経験が役に立つことも少なくありません。「自分を成長させるチャンスをもらった」と思って、前向きに次の道を検討しましょう。
就活失敗しても大丈夫な理由⑤「中途採用での入社をめざす」道もあるから。
就活に失敗しても大丈夫な理由、さいごの5つ目は、「中途採用で入社をめざす」道もあるという点です。
実力をつければ、中途採用枠から希望する企業に就職することは十分可能です。
じつは第一希望の企業に落ちた人が、同じ業界のベンチャー企業などで経験を積み、数年後、中途採用枠(経験者枠)から入社するケースは意外と多いです。
部署が細かく分かれている大企業より、ベンチャーの方が幅広い業務を担当し、知識・スキルが増えるケースもあるので、場合によっては、新卒よりも中途採用の人の方が活躍しているケースもあるほど。
就活に失敗しても、人生は終わりではありません。チャンスがゼロになることもありません。
落ち込まず、少しずつでも前に進む準備をしましょう!
就活は人生の通過点。次へ進もう!
就活で失敗した原因を分析することで、次のチャンスに生かすことができます。
就活に失敗しても、内定がゼロであっても、人生を巻き返すことは十分可能です。
『就活』はあくまでも “人生の通過点” のひとつ 。
落ち込みすぎず、次のチャンスを掴むための準備を進めていきましょう!